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歌詞解説『The Thank You Song』ー初めての「関係代名詞」

娘ちゃん、無事6ヶ月検診を終えました。身長・体重は平均だけど、頭囲はかなり小さめ。少し不安だけど小顔に育つことを期待しよう。ギャン泣きの毎日。

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本日も、DWEの歌詞解説を行っていきたいと思います。

DWEには、重複を除いても150曲以上の曲が含まれています。これらの歌詞を読むと、ストーリーに沿いながらも、きちんと基本の文法・構文が取り入れられていることに気づきます。つまり、楽しみながら歌を歌っているうちに、自然と正しい英語を身につけられるような構造となっているのです。

今日取り上げる曲は、Book1最後の曲であり、またDWEを通して何度も繰り返し歌われる『The Thank You Song』です。どんなに子育てが辛くとも、「ありがとう」の一言で疲れも吹っ飛びますよね。両親に感謝を伝えるこの魔法の言葉、いつ娘ちゃんが発せられるようになるか、首を長くして待っています。

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(1)関係代名詞「that」が初登場

『The Thank You Song』では、以下の2ヶ所に関係代名詞の「that」が登場します。

T-H-A-N-K Y-O-U Are the letters that spell “Thank you."

T-H-A-N-K Y-O-U Spell the magic words that I sing to you.  

 関係代名詞は、2つの文に共通する情報を元に、文を結合する役割をもちます。

例えば、

 ・She is my friend. (彼女は私の友達です) 

 ・My friend lives in Osaka.(私の友達は大阪に住んでいます)

という2つの文があった場合、「my friend」という共通の単語をもとに、関係代名詞「that」を用いて、以下のような1文にまとめることができるのです。

 ・She is my friend that lives in Osaka.(彼女は大阪に住んでいる私の友達です)

 

つまり、

T-H-A-N-K Y-O-U are the letters that spell “Thank you."

は、

 ・T-H-A-N-K Y-O-U are the letters.(T-H-A-N-K Y-O-U は文字です)

 ・The letters spell “Thank you."(その文字は“Thank you."を綴っています)

の2文に分けることができます。2文目の「主語(S)」が、thatに置き換えられ、1文にまとめられたのです。直訳すると

 ・ "T-H-A-N-K Y-O-U" は、“Thank you."を綴る文字です。

となるでしょう。

 

一方、

T-H-A-N-K Y-O-U Spell the magic words that I sing to you.  

は、 

 ・T-H-A-N-K Y-O-U spell the magic words. (T-H-A-N-K Y-O-U は魔法の言葉を綴ったものです)

 ・I sing the magic words to you.  (私はその魔法の言葉をあなたに歌います)

の2文に分けられます。2文目の「目的語(O)」がthatに置き換えられ、1文にまとめられたのです。直訳すると

 ・ "T-H-A-N-K Y-O-U" は、私があなたに歌う魔法の言葉を綴ったものです。

となるでしょう。

 

ぱっと見、2つの文は同じ構造のように見えますが、1文目のthatは「主語(S)」として、2文目のthatは「目的語(O)」として働きます。それぞれ何に置き換えられているのかをきちんと把握した上で歌うようにすると、暗記もスムーズに行えるのではないかと思います。

 

関係代名詞は、今回取り上げた「that」以外にも「which」「who」「whom」などがあります。また、「where」「when」といった関係副詞もあります。これらについては、また曲内で登場した時に詳しく深堀りしていきたいと思います。

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 英語解説の際、私は以下の書籍を参考にしています。

MAGICAL 実用英文法

MAGICAL 実用英文法

 

 500円という破格の値段にもかかわらず、英文法のエッセンスが詰め込まれている名作です。Kindle Unlimitedを利用されている方は、無料で参照することも可能です。ぜひお手元に置かれることをお勧めします。

それではまた次回。